岡田電気工事って？
プラモを組み立てながら語る。

• 目次
• プラモデル対談、始まります
• 電気工事の仕事の話（頭パーツ作成中）
• 配線の仕事と細かい作業
• 血液型と性格の話（手パーツ作成中）
• 若い世代の採用と変化（足パーツ作成中）
• 完成したゾイドと振り返り（全パーツの合体）
• 岡田電気工事の仕事への誇り
• 次回のプラモデル企画への意欲

• 二宮：プラモデル対談シリーズ、第1回目です。よろしくお願いします。ラジオはいつもやってるけど、今日は映像付きで。出演者はリクライブの二宮と…
• 勝谷：岡田電気工事の勝谷です。よろしくお願いします。

• 二宮：じゃあまず1つ目のルール、プラモデル1個。ラインナップ出します。
• 勝谷：これ、おすすめなんですけど。
• 二宮：何？おお、これコマンドウルフ、僕が一番最初に作ったやつ。え、買ってきた？めっちゃいいの選びますね。
• 勝谷：はこれなんだけどガンダムのグフです。これ家にあったやつなんだよ。しかも箱が年季入ってて、値段も全然違うんだよね。まだ高騰する前のやつ。他にはこれ、どこでも売ってるやつもある。最近のGオリジンってやつ。オリジナルの一番最初の。
• 二宮：うわ、どれにします？
• 勝谷：ちょっと待って、まだあるんだ。スターウォーズシリーズ。ダースベイダーと、ミレニアムファルコンとかタイファイターもある。どうする？1発目だし、やっぱりいいのがいいよね。
• 二宮：なんでそんな全然違うやつまで選んできたんですか（笑）
• 勝谷：あともう1個だけ、これはごめん、どうでもいいやつ。現場系プラモデル。どれにする？
• 二宮：いやー、迷いなくゾイドじゃないですか？
• 勝谷：なるほど。じゃあ作りましょう！

• 二宮：テーマ決めてないですね。開けながら決めましょう。
• 勝谷：初回だしね。ラジオを聞いてくれる人もいるけど、動画だけ見る人のためにも、岡田電気工事とは…って話もしよう。
• 二宮：僕も汚い開け方しちゃうけど大丈夫ですか？あ、これニッパー準備してくれたんですね。ありがとうございます。
• 勝谷：話するか組み立てるか、どっちかになりそうだけど大丈夫かな。
• 二宮：Aの17とAの2、あとAの11。顔から作るの新鮮ですね。
• 勝谷：頭から作るんだね。昔はもっと足から作って、出来上がりが全くイメージできない感じだったけど、今は違うんだな。
• 二宮：いやー、なんかプラモデル作るの久しぶりすぎて…。
• 勝谷：ほんとそう。やばい、集中すると会話できない（笑）
• 二宮：一旦、作りに集中しましょうか。
• 勝谷：うん、頭、できた。頭だけできた（笑）

• 二宮：早い（笑）。でも今日はテーマ、岡田電気工事ってことで。どんな会社なんですか？
• 勝谷：うちは電気工事やってる会社なんだよ。電気工事っていろいろあるけど、ジャンルがあって。
• 二宮：たしかに電気屋さんって言ってもいろいろありますよね。
• 勝谷：うん。普通、電気屋って聞くとエアコンの取り付け屋さんとか想像する人が多いけど、うちは違うんだ。もちろんエアコンもやるけど、それはメインじゃなくてメニューの一つ。
• 二宮：へえ、じゃあ本業は？
• 勝谷：内線工事だね。外の電柱とか電線を触る外線工事じゃなくて、建物の中の配線をやる。僕らの業界では内線って呼んでるんだ。
• 二宮：なるほど。建物の中の電気ってことですね。
• 勝谷：そうそう。壁の中とか天井の中に隠れる配線だから、完成したら僕らの仕事って見えないんだよ。でも最近、ショッピングモールとかで配線をあえて見せるデザインあるじゃない？
• 二宮：ありますあります！黒く塗って見せるやつ。あれ、めっちゃかっこいいですよね。
• 勝谷：ああいうの見ると、自分たちの仕事ってこうやって見せるといいんだなって思うんだよね。

• 二宮：確かに、あれ見せるとおしゃれですよね。でも家でやるって聞かないですね？
• 勝谷：家だと…天井高くないとキツイですね。
• 二宮：冬場、熱こもらないとか？
• 勝谷：ああ、確かに。それもあるかも。あとね、僕らの仕事って電線を引っ張る以外に、LANケーブルとか電話線とか放送スピーカーの配線もやるんだよ。
• 二宮：LANケーブルってあの青いLANの？
• 勝谷：そう、LANケーブル。あれって8本の細い線があって、それを決められた色の順番で挟んでいく作業なんだけど、めちゃくちゃ細かいんだ。老眼が進んできて、見えないの（笑）
• 二宮：うわ、そんな細かい作業なんですか。大変そう。
• 勝谷：細かい。いわゆる弱電って言われるジャンルで、電圧低めの電気を扱うんだけど、それでも大事な仕事なんだよ。100Vとか200Vの強電とはまた別で、いろんなものを扱うんだ。

• 勝谷：手だ、今作っていたの手だったんだ（笑）
• 二宮：鉤爪の部分ですね。

• 勝谷：こういうことってB型じゃないと無理じゃないですか？
• 二宮：仕事の話ですか？勝谷さんA型ですもんね。
• 勝谷：二宮さんB型でしょ？実はうちの奥さんもB型なんだ。だからね、B型の人って、振り回せる強さあるよなって思っててさ。うちでも「B型じゃないとできないよね」ってよく話すんだよ。
• 二宮：確かにB型って自由人多いですもんね。
• 勝谷：うん。パッとひらめいて「やりたい！」って思ったらガーッとやるけど「これ面白くないかも」って思ったら急にやめちゃう。奥さんも全くそうで、この前も「それ前は興味あったじゃん？」って聞いたら「もう今はない」ってあっさり。冷めたらもう戻らないんだよね。
• 二宮：その潔さもB型らしいですよね。動画で奥さんの話して大丈夫なんですか？
• 勝谷：全然大丈夫。ちゃんと理解してくれてるし、リスペクトの範囲だと思ってるから。ほんと感性すごいなって尊敬してるんだ。
• 二宮：なるほど。
• 勝谷：二宮さんに飽きられないようにしないと（笑）
• 二宮：そんなこと考えて、ストレスにならないですか？
• 勝谷：でもね、二宮さんがちょっと飽きてきた頃には、僕もこの楽しみ方がわかってる気がするんだ。
• 二宮：その頃にはルールできてる感じですね。
• 勝谷：うん、次のステップだよね。

• 二宮：へえ、電気っていろんな種類があるんですね。
• 勝谷：そうなんだよ。あとね、うちの会社、今社員の平均年齢が41歳くらいなんだ。
• 二宮：41歳って若い方なんですか？
• 勝谷：この業界だと若い方だよ。最初僕が入ったときは平均年齢55歳だったんだ。
• 二宮：だいぶ下げましたね！
• 勝谷：そうなんだよ。先代の時代は「即戦力じゃないとダメ」っていう考え方だったんだけど、僕は「未経験でもいいから若い人入れよう」って提案したんだ。
• 二宮：すごい。

• 勝谷：最初は「大丈夫か？」って心配されたけど、結果的に「いいんじゃない？」って許可もらえたんだよ。
• 二宮：それで若返りが進んだんですね。
• 勝谷：そう。真面目で一生懸命な子が多くて、昨年に資格も全員取れたんだ。
• 二宮：全員！？
• 勝谷：そう。全員が資格持ち。現場にもみんな出られる。
• 二宮：それすごいですね。
• 勝谷：ほんと嬉しいことでした。みんな一生懸命勉強して取ってくれたから。

• 二宮：じゃあ、最後のパーツも付けましょう。
• 勝谷：うん、最後にこの小さい人形を座らせて終わりだよ。

• 二宮：小さっ！虫くらいのサイズですね。
• 勝谷：ほんとだよ。これ、子どもの頃のやつに比べると、3倍くらい小さい気がする。
• 二宮：めちゃくちゃ小さい（笑）でも、これで完成ですか？
• 勝谷：うん、これで合体も終わり。
• 二宮：見てくださいよ、このスモークディスチャージャーの付き方。なんか、かっこいいですね。
• 勝谷：おお、なんか雰囲気出たね。
• 二宮：でも、ちょっと脇が甘いかな。閉まり悪い（笑）
• 勝谷：すみません、なんかちゃんと閉まらない。でもこれで乗せてみよう。
• 二宮：え、乗せる？乗るんですかこれ？
• 勝谷：たぶん乗ると思う。あ、乗った！
• 二宮：ほんとだ、乗った。僕は後ろで攻撃担当がいいな。
• 勝谷：人によって乗る位置違うんだね。じゃあ僕がハンドル担当で。
• 二宮：よし、これで完成！おめでとうございます！

• 勝谷：いやー、良かったのかどうかわからないけど、完成した（笑）
• 二宮：意外と疲れましたね。でも、話しながらいろんな話もできたし。
• 勝谷：話、どれも最後まで行ってないですけど（笑）
• 二宮：まあ、でもこれが素の感じってことで。
• 勝谷：人柄が出たんじゃないですか？
• 二宮：確かに。動画としてもいい感じだと思いますよ。
• 勝谷：最初のシリーズだから、ちょっと素が出ちゃったけど、それがいいんだろうね。

• 二宮：最後に、今日作ったやつを紹介してください。
• 勝谷：今日作ったのは、子どもの頃ワクワクしてたゾイド。商品名は「コマンドウルフ」。今も続いてるシリーズで、こうやって完成できたのが嬉しいな。
• 二宮：ありがとうございました！やっぱり話しながら作るって難しいですね。
• 勝谷：難しいね。結構グダグダになったけど、まあ、それも味かな。

• 二宮：今日、電気工事についてもちょっと話しましたけど、改めてどんな仕事なんですか？
• 勝谷：電気工事って、みんなの生活に必要不可欠な仕事なんだよね。電気が通ってない建物に電気を通すっていう大事な役割。完成した時「電気がついた！」って瞬間は、やっぱり達成感あるんだ。
• 二宮：それ、いいですね。
• 勝谷：僕たちの仕事って、見えないところが多いけど、人間の体で言えば血管に血を流すみたいな仕事だと思ってる。そういう意味では、プラモデル作りにも似てるんじゃないかな。
• 二宮：確かに、ゼロから作るって共通点ありますよね。
• 勝谷：電気工事って、世の中の子どもたちに「やりたい！」って言ってもらえる仕事じゃないかもしれないけど、なくてはならない仕事。手に職がつくし、電気がある限り僕たちの仕事は終わらない。そう思うと、誇りを持てる仕事だよね。
• 二宮：めちゃくちゃいい話じゃないですか。
• 勝谷：ちょっと真面目な話になっちゃったね（笑）

• 二宮：このシリーズ、続けていきたいですね。
• 勝谷：そうだね。
• 二宮：次は光らせるとか、電気を流すとか電気工事会社ならではのプラモデル。面白そう！電気を流してライトアップするプラモデルとか。
• 勝谷：ちょっとジャンルが違うかな（笑）でも何かやっていきたいね。
• 二宮：今日はありがとうございました。
• 勝谷：こちらこそ、ありがとう。
• 二宮：ラジオも引き続きよろしくお願いします。
• 勝谷：うん、よろしくお願いします。